「留学は辛いって聞くけど本当なの?」
「これから留学に行くから、経験談について聞きたい!」
「今は英語を上手に話せないけど、これから頑張って話せるようになりたい!」
そんな考えをお持ちの方に向けて記事を書いています。
僕は大学生のときに、英語を全く話せない状態のままニュージーランドに語学留学に行きました。
「行けば何とかなるでしょ」
そんな軽い気持ちで日本を飛び出しました。
でも現実はそんなに甘くなかったです。
ストレスになったのはやっぱり英語力の低さ。
思うように自分の意思を伝えられなかったことは辛かったです。
だから英語力を伸ばすために色んな経験をしました。
今回の記事ではその中で1番辛かったことについて話したいと思います!
留学中に1番辛かったことは「ランニングクラブでの活動」
留学が始まって1ヶ月が経ったころにランニングクラブに入部しました。
入部した理由は現地の人たちが集まっていて、交流ができると思ったから。
そこでの経験は大きく僕を成長させてくれました。
しかし、留学中に色々経験した中でも1番辛いエピソードです。
実際に僕がランニングクラブで経験した内容について説明します!
具体的に辛かったこと
ランニングクラブで辛かったことについてお話ししていきます!
・英語がわからなすぎた
・自分から積極的に話しかけないと相手にしてくれない
・日本人が自分だけ
英語がわからなすぎた
留学が始まって1ヶ月が経ったころにランニングクラブに入部しました。
同じクラブに所属していたチームメイトたちは、ほぼ全員がニュージーランド人なので会話は英語になります。
しかし、英語を勉強しないまま留学に行ってしまったのでチームメイトが話していることを理解ができませんでした。
日本では当たり前のように周りが話している内容が聞こえてくるのに、英語になった途端まったくわからない。
その日常がとても辛かったです。
でもその辛い気持ちがあったからこそ、「勉強して話せるようになってやる!」と思うことができました。
自分から積極的に話しかけないと相手にしてくれない
ニュージーランド人はとてもフレンドリーで優しい人が多いです。
しかし、
「自分から積極的に意見を言わないと、いない者として扱われる」
それもニュージーランド人の特徴だと思っています。
もちろん僕から声をかけると優しく接してくれます。
しかし返って来た言葉の意味がまったく理解できず、メンタルやられまくりでした。
それでも諦めずに毎回いろんな人と話したから英語が伸びました!
続けていれば報われる時がきます!
日本人が自分だけ
通っていた語学学校には日本人の留学生はたくさんいました。
でもランニングクラブには僕ひとりだけ。
入部したての1番辛かったときの気持ちを共有できる人がいなかったことは正直、かなりしんどかったです。
必ずしも他の日本人がいないことが良いとは限らない。
そのことを学んだのもこのランニングクラブでした。
しかし今思えば、英語を話さざるを得ない環境にいたから英語力が伸びたと思います。
英語ネイティブの人を羨ましいと思ってました
どうやって乗り越えたか
ここからは辛い時期をどうやって乗り越えたか話していきます!
英語を必死に勉強した
僕にとって、辛かった理由は英語力の低さです。
なので、必死に英語の勉強に取り組みました。
暮らしていたホームステイでの夕飯が6時半ごろに終わり、その後はフリータイムだったので勉強に充てられる時間はとても多かったです。
勉強は
・文法
・発音
・音読、独り言
など会話をするうえで基本的なことを反復しました。
最初はわからないことが多かったです。
しかし、繰り返し取り組むことで少しずつ理解できるようになったので、継続できました。
素直に辛いことを話した
チームメイトに辛いことを話しました。
その話をしたチームメイトは今でも仲良くしていて、頻繁に連絡を取り合っています。
「英語がわからなさすぎて辛い」と彼に言ったら
「英語を勉強しに来ているのだし、まだ来て1ヶ月だからわからなくて当然だよ!」
と言われました。
とても心が軽くなったことを今でも覚えています。
僕の中で、「早く話せるようにならないといけない」
という焦りがあったと思います。
それ以降は気軽な気持ちで練習に参加できるようになりました。
ランニングで存在感を示した
僕は中学・高校の時に陸上部で長距離をしていたので、走ることは自信がありました。
チームメイトと一緒に走ったり、競いあうことでお互いをたたえ合い、少しずつ話せる人が増えてきました。
スポーツに国境は関係ないということを学んだのも当時の経験があったからです。
ランニングクラブに入部していなかったら今の僕はいない
断言できることですが、もしあの時にランニングクラブに入部していなかったら今の僕はいません。
留学は自分から積極的に行動し、色んな人と出会ったり、経験することが大切です。
ネイティブの人たちに囲まれて、「何言ってるかわからない」「悔しい」という気持ちになれたから必死に勉強に取り組むことができました。
ランニングクラブでの活動がなければ、家と学校の往復を毎日繰り返し、なんとなく英語を話せるようになった気になって帰国していたと思います。
挑戦したから今がある。
その気持ちを胸に、これから海外留学に旅立つ人たちを応援したいと思います。